「私たちルビーは第五次産業になれる」と考えています。
第五次産業とは、「第一次から第四次までの枠にとらわれることなく、その業務を自由に融合したり発展させたりして、これまでになかった価値を生み出す産業」という新しい概念です。分かりやすく言えば、第五次産業は「感動経験産業」です。私は全ての会社が感動経験産業になれると思っています。
しかし、実際のところ経営者の考え方ひとつによって異なるのが現状だと思います。
「私たちルビーはクリーニングの会社ですが、クリーニングだけをしている訳ではない。クリーニングというサービスを通してお客様に『感動』を届けている会社だ」ということです。
卓越したホスピタリティで有名なブランドホテルや某アミューズメントパークも感動経験産業だと思います。
私たちルビーのライバルは他のクリーニング会社ではなく、異業種の感動経験産業が本当のライバルなのです。
私たちルビーではアルバイトさん、パートさん、社員さん、管理者、役員の全てをパートナーと呼んでいます。 誰が偉いかなんてことはありません。ただ、それぞれが担っている役割が違うだけでみんな仲間なのです。 私たちは大切なパートナーがブランドとして光輝いているからこそ、ルビーがブランドになれると考えています。
ルビーにはマニュアルがありません。心で動く働き方をお願いしています。私たちの会社は感動経験産業だと申し上げましたが、サービスを通して『ありがとう』の言葉を集めています。『ありがとう』の声を集めるためには、道徳・法律・倫理に反しない限り、お客様には何でもして差し上げる。
1,200名近いパートナーがいるのですが、マニュアルや行動指針で一つ一つの行動を制限してしまうと『感動経験』を味わって頂けないので、ルビーにはマニュアルがないのです。
そしてパートナーを信頼しているからこそ、一人一人が違う『ありがとう』を集められるのです。